
※この記事は、お金・投資についての個人の体験と考え方をまとめたものです。
あくまで投資は自己判断・自己責任でお願いします。
このブログの前提条件やスタンスについては、こちらにまとめています。
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「投資って怖い」「なんか難しそうだし、めんどくさい」「できればやりたくない」
そう思っている人は、決して少なくありません。
実際、毎日ちゃんと働いて、節約して、ポイ活して、貯金もしている。
それなのに、なぜか将来のお金の不安が消えない。
この記事では、その理由と、なぜ今「投資」という言葉が出てくるのかを、できるだけ噛み砕いて整理します。
昔と今で「お金の環境」はどう変わったのか

まず前提として、
親の世代と私たちを取り巻くお金の環境は、大きく変わっています。
給料が上がりにくい
一昔前のように、
「年齢とともに給料が右肩上がり」という時代ではなくなりました。
- 頑張っても昇給はわずか
- 役職につかないと増えない(ついても大きくは増えない、むしろ減る)
- 物価の上がり方がエグい
こう感じている人も多いのではないでしょうか。
年金への不安
老後は年金があるから大丈夫。
そう言い切れる人は、ほとんどいません。
- 将来いくらもらえるのか分からない
- 制度が今後どうなるかも分からない
「完全に頼るのは怖い」と感じるのが、正直なところだと思います。
物価は少しずつ上がっている
- 食料品
- 光熱費
- 日用品
- 子供の学費
は、確実に値上がりしています。
つまり、
同じ生活を続けるだけでも、昔よりお金がかかる時代
になっています。
貯金だけでは不安が消えにくい理由

「それなら、もっと貯金すればいいのでは?」
そう思うかもしれません。
でも、多くの人がぶつかるのがこの壁です。
金額が増えても安心できない
貯金が50万円から80万円になって、一時的には安心します。
でもしばらくすると、またこう思う。
- これで足りるのかな
- もっと必要なんじゃないか
不安が完全に消えるラインが分からないのです。
ゴールが見えない
当たり前ですが、目的を持たない貯蓄に明確な「ゴール」はありません。
- いくらあれば安心なのか
- いつまで貯め続けるのか
が決まっていないと、ずっと「貯め続けて不安をごまかす」になりがちです。
投資=怖いものだと思っていた頃の話

正直に言うと、
僕自身も「投資=怖いもの」だと思っていました。
- お金が減る
- 損をする可能性が高い(ギャンブル的)
- 失敗したら取り返しがつかない(借金ができる)
実際、過去にFXで失敗した経験があります。
職場で流行っていたのでなんとなく手を出して、売買をしていくうちにどんどんお金が減っていきました。
大暴落を経験し、投機や投資というものが嫌になって離れてしまったこともあります。
(でも、そこから学んだこともたくさんあります。)
だからこそ、「できればやりたくない」という気持ちは、よく分かります。
世の中ではNISAやiDeCoという制度ができていましたが、よくわからないものは怖く感じ、近づかないようにしていました。
投資は「増やすため」ではなく「備えるため」

結婚し、子どもが生まれて、
「お金」に対して漠然とした大きな「不安」が生まれました。
これに気付いたとき、自分の中で「逃げずに学ばなければ」と大きな考え方の転換がありました。
投資というと、
- お金を増やす
- 儲ける
というイメージが強いですが、
本来の役割はそこだけではありません。
不安を減らすための投資
投資を、
将来に備えるための仕組み
として考えると、見え方が変わります。
- すべてを給料だけに頼らない
- すべてを貯金だけに頼らない
そうすることで、
「何かあっても、お金の面は大丈夫」
と思える状態を作ることができます。
投資は、
一発逆転のための道具ではなく、
不安を小さくするための手段だと考えています。
次の記事で話すこと

とはいえ、
「じゃあ今すぐ投資を始めよう」
という話ではありません。
まず整理したいのは、
今やっていること(ポイ活)は、
将来の不安とどうつながっているのか?
次の記事では、
「ポイ活の次に考えてほしいこと」について、
現実的な視点で整理します。
👇 次の記事:ポイ活の次に考えてほしいこと|頑張っても不安が消えない理由


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