
※この記事は、お金・投資についての個人の体験と考え方をまとめたものです。
あくまで投資は自己判断・自己責任でお願いします。
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将来が不安なのに、
「じゃあ、いくらあれば安心なのか?」と聞かれると、答えられない。
これはとても自然な状態です。
お金の不安が消えない大きな理由のひとつは、
ゴールが曖昧なまま行動していること。
この記事では、「完璧じゃなくていいゴール」の考え方を紹介します。
なぜ不安が消えないのか

毎月きちんと働いて、節約もして、貯金もしている。
それでも不安が消えない。
この状態が続くと、
「もっと頑張らなきゃ」と思ってしまいがちです。
でも、問題は努力の量ではありません。
ゴールの不在問題
多くの場合、不安の正体はこれです。
- どこまで行けば安心なのか分からない
- いつまで頑張ればいいのか分からない
ゴールがないまま走ると、
どれだけ前に進んでも
「まだ足りない気がする」状態になります。
老後不安の正体

お金の不安で、特に大きいのが老後です。
「いくらあればいいかわからない」
老後資金の話になると、
- 2,000万円
- 3,000万円
といった数字を目にします。
でも実際は、
- 年齢
- 家族構成
- 住まい
- 働き方
- 価値観
によって、必要な金額は大きく変わります。
それなのに、
自分に合った目安が分からない。
これが、不安を大きくしている原因です。
ゴールは仮決めでいい

ここで、ひとつ大事な考え方があります。
ゴールは、最初から完璧に決めなくていい。
途中で変えても問題ない
- 収入が変わる
- 家族が増える
- 価値観が変わる
人生は、予定どおりには進みません。
だから、
今の自分が納得できるゴール
を、仮で置くくらいがちょうどいいのです。
ゴールは、
立て直していいし、
修正していいものです。
自分は一年に一回くらい見直すようにしています。
最低限必要な金額(教育費・老後・家・車など)、人生でやりたいこと・やってみたいこと・それにかかるおおよその費用を書き出ます。
そして、合計して必要金額を書き出してみます。
数字が決まらなくてもOKな理由

「それでも数字を決めるのが怖い」
そう感じる人も多いと思います。
月○円の安心ライン
そんなときは、
いきなり大きな金額を考えなくて大丈夫です。
例えば、
- 老後に月いくらあれば、少し安心できそうか
- 今より、どれくらい余裕があればいいか
「安心の感覚」から考えるのがおすすめです。
そこから逆算していけば、
ゴールは自然と形になっていきます。
ゴールを決める意味

ゴールを決めることは、
- 自分を縛るため
- プレッシャーをかけるため
ではありません。
ゴールがあることで、
- 今やっていることが正しいか
- やらなくていいことは何か
を判断しやすくなります。
次の記事で話すこと

まずはゴールを決めましょう。
どうなりたいのかを決めないと、そこに向かって歩き出すことはできません。
次の記事では、
「未来の自分に向けて、今できる小さな一歩」
について整理します。
👇 次の記事:未来の自分に向けて|今できる小さな一歩の話


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