
※この記事は、お金・投資についての個人の体験と考え方をまとめたものです。
あくまで投資は自己判断・自己責任でお願いします。
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投資の話になると、「何を買うか」「どう増やすか」に目が行きがちです。
でも実は、増やす前に考えるべきことがあります。
それが、資産と負債の違い。
この記事では、なぜ「まず減らす」が大事なのかを、シンプルに解説します。
資産とは何か

まずは、言葉の整理からです。
お金を生むもの
ここでいう「資産」とは、
持っていることでお金を生み出すものを指します。
たとえば、
- 預金(利息は小さいですが)
- 投資信託や株式
- 家賃収入を生む不動産
ポイントは、
何もしなくても、
お金の流れがプラスになる可能性がある
という点です。
金額の大小は関係ありません。
少額でも、「お金が働く側」に回っているものが資産です。
負債とは何か

次に、負債です。
お金を減らすもの
負債とは、持っていることでお金が出ていくもの。
たとえば、
- 借金
- ローン
- 金利のかかる支払い
毎月、
- 返済がある
- 利息が発生する
という形で、確実にお金が減っていきます。
ここが重要なポイントです。
なぜ負債の返済が最優先なのか

「投資で増やせばいいのでは?」
そう思うかもしれません。
でも、ここで考えてほしいのが金利です。
金利という確定コスト
借金やローンの金利は、
- 上がるか下がるか分からない
- 将来どうなるか分からない
投資リターンとは違い、
ほぼ確実に支払い続けるコストです。
たとえば、
- 年5%の金利の借金
- 年5%の投資リターン
数字は同じでも、
意味はまったく違います。
借金の金利は「確定マイナス」。
投資のリターンは「不確定」。
だから、
高金利の負債を減らすことは、
ほぼ確実なリターンに近い行動
と言えます。
住宅ローンや奨学金の考え方

できれば全てのローンや借金は返済してから、投資というフェーズに挑みたいですが、
実際問題、住宅ローンや奨学金といったものを全て返すにはかなり長い期間かかってしまいます。
本当は返してしまいたい
- 住宅ローン
- 奨学金
これらも借金であることは変わりませんが、
- 比較的、金利が低い
という側面があります。
完済してから投資を始める。では、投資に欠けることができる期間が短くなってしまう。
大事なのは、
- 金利はどれくらいか
- 返済が家計を圧迫していないか
を把握することです。
投資の前にやるべきこと

ここまでの話をまとめると、
投資の前にやるべきことはシンプルです。
- 高金利の負債がないか確認する
- 毎月の返済額を把握する
- 無理のない状態を作る
これができていないと、
投資で不安を増やしやすくなります。
次の記事で話すこと

資産と負債の違いを整理すると、
次に気になるのはこの点だと思います。
「それでも投資って失敗しないの?」
次の記事では、
「失敗しても致命傷にならないお金の考え方」
について整理します。
- どんな失敗が危険なのか
- どこまでなら大丈夫なのか
ここを知っておくと、
投資への怖さはかなり下がります。
👉 次の記事:失敗しても致命傷にならない投資の考え方


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