iDeCoはやるべき?やらなくていい人の判断基準

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※この記事は、お金・投資についての個人の体験と考え方をまとめたものです。
あくまで投資は自己判断・自己責任でお願いします。
このブログの前提条件やスタンスについては、こちらにまとめています。

👉 詳しく知りたい方はこちら

NISAの次によく出てくる制度が、iDeCo(イデコ)です。

「節税になるらしい」
「老後のためにやった方がいい?」
そんな話を聞いて、気になっている人も多いと思います。

でも結論から言うと、
iDeCoは、全員がやるべき制度ではありません。

この記事では、
iDeCoが向いている人・今はやらなくていい人を、
できるだけ分かりやすく整理します。

目次

iDeCoを簡単に説明すると

老後専用の制度

iDeCoを一言で言うと、

老後のためだけに使える投資制度

です。

特徴としては、

  • 毎月コツコツ積み立てる
  • 原則、60歳まで引き出せない
  • 掛金が所得控除になる(税金が軽くなる)

という仕組みがあります。

つまり、

途中で使えない代わりに、税制面のメリットがある

制度だと考えると分かりやすいです。

iDeCoが向いている人

まずは、
iDeCoが合いやすい人から見ていきます。

収入が安定している

  • 毎月の収入が大きく変わらない
  • 今後も働き続ける見通しがある

こうした人は、毎月の積立を無理なく続けやすいです。

iDeCoは、

  • 一度始めると
  • 長く続ける前提

の制度なので、
収入の安定性は大きなポイントになります。

長く続けられる人

iDeCoは、

  • すぐ結果が出る
  • 短期間で増える

というものではありません。

老後まで淡々と続けられる人

に向いています。

「途中で使えないこと」にストレスを感じにくい人ほど、
相性がいい制度です。

今はやらなくていい人

一方で、
今は無理にやらなくていい人もいます。

ライフステージの話

たとえば、

  • 収入がまだ安定していない
  • これから結婚・出産・転職の予定がある
  • 住宅購入など大きな出費を控えている

こうしたタイミングでは、
お金の自由度を残しておく方が安心です。

iDeCoは、

「途中で使えない」

という制約があるため、
ライフステージによっては
重たく感じる制度になることもあります。

向いていないのは悪いことじゃない

ここで、一番大事なことを書いておきます。

判断できている証拠

「自分は向いていないかも」
そう感じたなら、それは悪いことではありません。

むしろ、

自分の状況を理解できている証拠

です。

iDeCoをやらない=意識が低い
ということではありません。

  • 今は違う優先順位がある
  • 将来、必要になったら検討する

それで十分です。

NISAとiDeCo、どちらを優先する?

最後に、
よくある質問に答えます。

迷ったときの考え方

もし、

  • NISAとiDeCoで迷っている
  • 両方やるべきか悩んでいる

なら、考え方はシンプルです。

迷ったら、まずはNISA

理由は、

  • (iDeCoに比べ)シンプル設計
  • いつでも引き出せる
  • 使い道の自由度が高い
  • ライフステージに対応しやすい

からです。

iDeCoの方が掛金控除があるから得だ、差押え禁止財産だから…など難しい話もありますが、
始めるのは、投資経験を積んでから、生活がある程度落ち着いてからでも遅くありません。

まとめ|iDeCoは「合う人だけの制度」

iDeCoは、

  • 節税メリットがある
  • 老後資金づくりに向いている

一方で、

  • 途中で使えない
  • ライフステージを選ぶ

制度でもあります。

やらない判断も、立派な判断

NISAと同じく、
自分のタイミングで選べば大丈夫です。

次の記事で話すこと

制度の次に気になるのが、
「どこで投資するのか」という話です。

次の記事では、
証券口座の選び方を、
初心者向けに絞って整理します。

👉 次の記事:証券口座の選び方|初心者はここだけ見ればOK

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