
※この記事は、お金・投資についての個人の体験と考え方をまとめたものです。
あくまで投資は自己判断・自己責任でお願いします。
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投資の話になると、必ずと言っていいほど出てくる言葉が 「NISA」 です。
「やった方がいいらしい」
「みんな始めている」
そんな空気は感じるけど、正直よく分からないまま放置している。
そんな人も多いと思います。
この記事では、難しい制度説明はできるだけ省いて、
初心者が最初に知っておけば十分なポイントだけを整理します。
NISAを一言で言うと

国が用意した「投資の箱」
NISAを一言で言うと、
国が用意した、投資専用の箱
です。
この箱の中で投資をすると、
利益に税金がかからない
という特徴があります。
大事なのは、
NISAそのものが「投資」なのではなく、
- NISA=入れ物
- 投資信託や株=中身
という関係だということです。
なぜNISAがよく話題になるのか

税金の話はここだけでOK
NISAがよく話題になる理由は、とてもシンプルです。
通常、投資で利益が出ると
税金がかかります。
でも、NISAの箱の中で出た利益には、
税金がかかりません。
だから、
- 同じ投資
- 同じ成果
でも、
NISAを使った方が手元に残りやすい。
この一点だけ覚えておけば、
細かい制度の違いを今すぐ理解する必要はありません。
投資=お金持ちのものじゃない

ここで、よくある誤解をひとつ外しておきます。
100円・500円でも投資は投資
投資というと、
- 何十万円
- 何百万円
といったイメージを持つ人も多いですが、
今は 100円・500円から 投資ができます。
大きな金額を投資できる人しか意味がないという意見もありますが、
金額が小さいからといって、
- 意味がない
- 投資じゃない
ということはありません。
大切なのは、
金額の大小ではなく、
「お金をどう使うか」を考える経験
です。
やっていくうちに、自分ごとになって初めてわかる経験というものがあります。
NISAでよくある誤解

ここで、
初心者がつまずきやすい誤解を整理します。
使わないと損?
結論から言うと、
使わなくても損ではありません。
新しいNISAは、
- 使わなかったから罰がある
- 期限を過ぎたら損をする
という制度ではありません。
「余裕ができたら使う」
それで十分です。
すぐ始めないとダメ?
これも、
ダメではありません。
確かに、
- 早く始めた方が有利
と言われることはあります。
でもそれは、
生活が整っている人にとっての話
です。
①の記事で書いたように、
- 借金
- 生活防衛費
- 家計管理
が整っていない状態で無理に始めると、
不安の方が大きくなりがちです。
NISAは「使っても・使わなくてもいい」

自分のタイミングでOK
ここまで読んで、
「NISAって思ったよりシンプルかも」
と感じた人もいるかもしれません。
大事なのは、
NISAは義務ではない
ということです。
- 使ってもいい
- 使わなくてもいい
- 後から始めてもいい
自分のタイミングで選べる制度です。
まとめ|NISAは入口のひとつにすぎない

NISAは、
- 投資を始めるための
- 便利な箱
ではありますが、
目的そのものではありません。
焦らず、
生活を守りながら、
「今の自分に合うかどうか」を考えれば大丈夫です。
ただ、証券会社にNISA口座を作るだけでお金がかかるということはないので、
NISA口座を作ることだけでも挑戦してみるのはいいかもしれません。
次の記事で話すこと

NISAの次に、
よく名前が出てくる制度があります。
それが iDeCo です。
次の記事では、
- iDeCoは誰向けなのか
- やらなくていい人はどんな人か
を、はっきり整理します。
👉 次の記事:iDeCoはやるべき?やらなくていい人の判断基準


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