【2026年】でんきWALKは本当に安くなる?毎日1万歩で得する人の境界線を計算しました

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「歩けば歩くほど電気代が安くなる」。

でんきWALKは、100歩あるくごとに1円、電気代が安くなる電力会社です。1万歩なら1日100円、ひと月で3,000円の割引になります。

数字だけ見ると、かなり大きい。実際、App Storeのレビューには「開始して2か月、電気代は全部歩数で払えています(完全タダ)」という声もありました。

ただ、約款を読んで分かったことがあります。

割引は1日ごとの計算で、余った分は翌日に持ち越せません。

つまり歩きすぎても無駄になる仕組みです。この記事では、どのくらい歩いて、どのくらい電気を使う人なら得をするのか、境界線を計算してお伝えします。

⚠️ 筆者はでんきWALKと契約していません。公式サイトの重要事項説明・FAQと、利用者のレビューをもとにまとめたものです。

目次

結論:毎日1万歩あるける人なら、月200kWhまで得

項目評価
おすすめ度★★★☆☆(3.0/毎日歩ける人なら3.5)
得する人毎日1万歩あるく人で、月の使用量が200kWh以下
損する人歩数が1日5,000歩以下の人/月250kWh以上使う人
相性が最高な人徒歩通勤のひとり暮らし。レビューでは「完全タダ」の報告も

でんきWALKは、歩く習慣がすでにある人にとっては本当に安くなります。歩数は嘘をつかないので、歩けば確実に引かれます。

逆に「これから歩こう」と思って始めると、まず続きません。今すでに毎日1万歩あるいている人だけが対象だと考えてください。

でんきWALKの基本情報

項目内容
運営会社株式会社エスエナジー(東京都港区・2020年設立)
サービス開始2026年3月
電力量料金52.00円/kWh(全国一律)
基本料金・最低料金0円
割引100歩につき1円(上限なし)
対応エリア沖縄と一部離島を除く全国
解約金なし
支払い方法クレジットカード/コンビニ払い(口座振替は不可)
App Store★4.0(210件)

運営は、タダ電やレシートでんき、ファームでんきと同じ株式会社エスエナジーです。

ひとつ良い知らせがあります。同社のタダ電には「契約19か月目から毎月560円かかる」という条項がありますが、でんきWALKの重要事項説明には最低料金0円と明記されていて、同様の条項はありませんでした。

仕組み:100歩で1円、ただし1日ごとの精算

計算はシンプルです。

  • 電気の単価は52円/kWh(東京電力の従量電灯Bは29.80〜40.49円なので、約1.5倍)
  • そこから100歩につき1円を引く
  • 1万歩なら1日100円、ひと月で3,000円

歩数はiPhoneは「ヘルスケア」、Androidは「ヘルスコネクト」から読み取ります。連携は必須です。

🔴 最大の落とし穴:余った割引は消えます

ここが一番大事なところです。約款には、こう定められています。

歩数による割引は1日ごとに計算します。割引が適用された後に電気量料金がマイナスとなってもキャッシュバックや翌日への持越しは発生いたしません。

FAQでも「歩数は月間累計ではなく、毎日リセットされます」と明記されています。

つまりこういうことです。1日の電気代が100円しかない日に1万歩あるいても、割引は100円まで。余った分は翌日に回せず、そのまま消えます。

1日100円ぶんの電気は、約1.9kWh。月に直すと約58kWhです。

月58kWh未満しか使わない人は、毎日1万歩あるいても割引を使い切れません。

「電気を使わない人ほど得」ではなく、ある程度は使っていないと歩いた分が無駄になる——これがでんきWALKの独特なところです。

損得の境界線を計算しました

東京電力の従量電灯B(30A)と比べました。歩数ごとに境目が変わります。

毎日1万歩あるく場合(月3,000円の割引)

月の使用量東京電力でんきWALK差
50kWh2,425円0円2,425円おトク
100kWh3,915円2,200円1,715円おトク
150kWh5,603円4,800円803円おトク
200kWh7,423円7,400円ほぼ互角
250kWh9,243円10,000円757円の負け
300kWh11,063円12,600円1,537円の負け

※再エネ賦課金と燃料費調整額は、どちらの会社でもかかるため除いています

歩数が減ると、境界線はこう下がります

1日の歩数月の割引額ここを超えると損
1万歩3,000円月200kWh
6,000歩1,800円月125kWh
3,000歩900円月85kWh
歩かない0円月42kWh(事実上ずっと損)

歩数が半分になると、得できる範囲も半分以下になります。「平均6,000歩」くらいの人だと、ひとり暮らしでもかなり厳しい数字です。

★1のレビューにも、こういう声がありました。

平均1日6,000歩あるいていたので、前の電気会社より少しは安いと期待しましたが、割引された請求金額が元の2.5倍でした

この方は使用量が多かったと思われますが、6,000歩では割引が足りないのは計算どおりです。

⚠️ 申し込む前に知っておきたい5つ

① 自転車と車は対象外です

FAQに明記されています。値引きの対象は自分の足で歩いた歩数のみ。自転車通勤の方は、割引がほとんど発生しません。

② スマホを持たずに歩くとカウントされません

当然ですが、意外と落とします。家の中での家事や、スマホを置いての散歩は対象外です。

③ 燃料費調整額に上限がありません

重要事項説明に「変動額の上限も設けておりません」と書かれています。

大手電力の規制料金には上限がありますが、でんきWALKにはありません。燃料価格が高騰すると、請求が青天井に増える可能性があります。ここは新電力全般のリスクですが、知っておいてください。

④ 口座振替は使えません/法人も不可

支払いはクレジットカードかコンビニ払いのみ。コンビニ払いには1回280円の決済手数料がかかります。

また、1日あたりの平均使用量が15kWhを超えるとコンビニ払いが使えなくなり、クレジットカード限定になります。法人契約もできません。

⑤ 紙の検針票は届きません

明細はアプリでのみ確認できます。

🗣️ 口コミ・評判

App Storeは★4.0(210件)。直近52件の内訳です。

評価件数
★528件
★44件
★33件
★22件
★115件

★5と★1に真っ二つに割れています。そして、割れる理由がはっきりしていました。

高評価の人(=よく歩く・使用量が少ない)

ひとり暮らしですが、徒歩通勤で普段から歩いています。開始して2か月で電気代は全て歩数で支払いさせていただいています(完全タダ)

1日ごとの歩数や、実際にそれでいくら割引になったかがちゃんと数字で確認できるのでモチベーションになります

低評価の人(=使用量が多い・歩数が足りない)

寝る時にしかエアコンを使わないのに1日600〜800円も電気代を取られる。毎日1万歩近くが安くなるのは100円程度で焼け石に水

単価が約30円だったので使いませんでした(★2・冷静な指摘)

つまり評価の割れ方は、そのまま損益分岐点を表しています。歩数と使用量の組み合わせで、天国と地獄に分かれるサービスです。

なおアプリの透明性は、評価の高い人・低い人を問わず褒められていました。「1日ごとにいくら割引されたか数字で見える」点は、素直に良い設計だと思います。

🙆 こんな人におすすめ

✅ 向いている人

  • すでに毎日1万歩あるいている(徒歩通勤・営業職・散歩が習慣)
  • 月の使用量が200kWh以下
  • ひとり暮らし
  • クレジットカード払いでOK

❌ やめたほうがいい人

  • 1日5,000歩以下
  • 自転車・車での移動がメイン
  • 月250kWh以上使う(2人以上の世帯はほぼ該当)
  • 「これから歩くつもり」の人(今の歩数で判断してください)

❓ よくある質問

Q. 歩数の上限はありますか?
ありません。FAQに「値引き金額の上限はありません」と明記されています。ただし1日の電気代を超えた分は消えるので、実質的にはそこが上限になります。

Q. アプリを開かないと歩数はカウントされませんか?
カウントされます。ヘルスケア/ヘルスコネクトと連携していれば、アプリを開いていなくても歩数は記録されます。

Q. 機種変更したらデータは消えますか?
消えません。アプリにログインすれば引き継げます。

Q. タダ電とどちらがいいですか?
月140kWh以下ならタダ電、よく歩いて140〜200kWhならでんきWALKが目安です。どちらも同じ会社なので、掛け持ちはできません。

Q. 解約したら再契約できますか?
でんきWALKには、タダ電のような再契約の制限は見当たりませんでした。ただし明記もされていないので、解約前に問い合わせることをおすすめします。

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📝 まとめ

  • でんきWALKは100歩で1円安くなる電力会社。単価は52円/kWh(大手の約1.5倍)
  • 割引は1日ごとの精算。余った分は翌日に持ち越せません
  • 毎日1万歩なら月200kWhまで得。6,000歩だと125kWh、3,000歩だと85kWhまで
  • 自転車と車は対象外。スマホを持たずに歩いた分もカウントされません
  • 燃料費調整額に上限がない点は、新電力共通のリスクとして頭に入れておいてください
  • タダ電と違い、19か月目からの最低料金はありません(最低料金0円と明記)

判断の材料は2つだけです。スマホの歩数アプリで先月の平均歩数、そして検針票の使用量(kWh)。

1万歩あって200kWh以下なら、かなり良い選択肢です。そうでないなら、電気は変えずに歩数系のポイ活アプリを使うほうが、気楽で確実だと思います。

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